住まい×創り手 住まい×創り手 Interview Interview

vol,5 O様×東京チェンソーズ

2019/01/22

O様 家を建てる前は社宅で、そろそろ家をと考えてました。ネットで下調べをして住宅展示場に行って、最初に入ったのが小嶋工務店さんでした。他社さんを見学予定だったんですが、娘がここが良いと言ってふらっと入っていったのがきっかけでした。でも入ってみると木の香りとか雰囲気がよくて、そこから土地も含めて小嶋工務店さんと探し始めました。(ご主人)

木田 部屋には木の家具も多いですし、ナチュラルなものがお好きなのかと思ったんですが、最初から木を使った家にしたいという思いがあったんですか?

O様 最初からそのつもりがあったわけではないんですが、展示場の香りや雰囲気が素敵で、こんな雰囲気の家がいいなと思うようになりました。あとソーラーサーキットのシステムやインテリアのテイストも良かったです。木の家具とかなかなか値段がするんですけどね、それでもやっぱりいいなって。(ご主人)

木田 モデルハウスでイメージが膨らんだんですね。雰囲気を気に入られていたと思うんですが、住んでみてどうですか?

O様 やっぱり木の優しい雰囲気は心地いいです。リラックスできます。(ご主人)足触りもいいですよね、柔らかくて。吹き抜けも開放感あって明かりが入りやすいところも気に入ってます。(奥様)

木田 あえて聞きますが、逆にいまいちというのはありますか?

O様 特にないですが、強いて言うなら小さい子がいるので物とかをぶつけたりすると傷がつきやすいというのはあります。でも仕方がないのかなと(笑)そういうのも含めて良いところなのかなとも思ってます。(ご主人)

木田 傷は時間が経てばいい感じの風合いになりますよ。こうした経年変化も木の良さとして楽しんでいただけると嬉しいです。バスツアーで山の方にも来られたということですが行ってみていかがでした?

O様 私も妻もアウトドアな方ではないので山にはあまり行ったことはなかったんです。今回せっかくの機会なので是非と思い参加しました。まず東京にこんなに山があるっていうイメージがなかったので驚きと、実際の作り手の方のお話を聞けたのは良かったです。(ご主人)家の一部になる材料を産地から見られるというのは安心感も生まれましたね。(奥様)

木田 私はそんな山の中で仕事をしているんですが、これから秋になると植えてから60年くらい経った木を伐ります。60年前に植えてもらった木ですから、先人の想いを引き継いで有効に使いたいので、家の材に使ったり、細かったりして家には使えないものも家具やおもちゃにして活用してます。そうやって木を育てながら、また後輩に受け継いでいって、何代か下の人が自分が植えた木を伐るという風に続いているんですよ。

O様 自分が植えた木を伐るということはないんですか?(ご主人)

木田 ないですね。20代くらいで植えた木を間伐で伐るということはあっても、家の材となる木を伐るのは80歳くらいになるので…その時まで元気だったらいいですが(笑)だから日々、自分の子供や孫の世代のために木を育てています。お子様はTOKYO WOODのお家を喜んでくれてますか?

O様 だと思います。すごいアクティブになりましたからね(笑)動ける場所があるので。2階にハンモックがあって、ブランコみたいにもなるのでよく遊んでますよ。(ご主人)

木田 それは良かったですね。インテリアも木と別の素材との組み合わせなど、スッキリしていてきれいなお家ですね。「何か木でつくってほしいものありますか?」なんて聞こうとしたんですけどそれも言えないくらい(笑)そしたら木のテレビとかどうですね?

O様 妻がインテリアの仕事をしていたので、室内の雰囲気は綺麗にまとまっていると思います。木のテレビいいかもしれないですね!周りの枠の部分が木とか(笑)(ご主人)

木田 木やガラスとか、他の素材が程よく混ざっていて。木の良さが引き出されている感じがします。よかったらまた山にも見に来ていただければ。小さい木を植えたのがだんだん大きくなって行く様子とか、ぜひお子さんにもそういうのを見ていただきたいですね。

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