“ミッション” と “5つの手”
株式会社小嶋工務店
小嶋 智明
こんにちは、小嶋です。
雨続きの8月を追え、ようやく過ごしやすい日になって来ましたね。
クーラーに頼らず睡眠を取れるのは本当にありがたく、世情が緊迫しているなか毎日を忙しく過ごせる今に、感謝したいですね。
さて、昨晩は毎月行われている、TOKYO WOOD普及協会の定例理事会を開催しました。
毎月、五日市の駅前にある秋川木材協同組合の事務所で開催していますが、今回は更に熱の入った話し合いとなり、久しぶりに結成当事を思い出してしまいました。
私達が何故集い、将来どうしたいのか、自分達の『ミッション』について再度、全員で話し合いました。
結成当事は、まだ東京チェンソーズの青木社長や木田さん、田中林業の田中社長、森未来の浅野社長や金久保君もいない時代でしたので、大半の事は私と沖倉理事長、中嶋社長とで決め運営して来ましたが、当事から考えると、山側の方たちも多く参加して頂き、考え方の幅も広がり、ここで改めて自分達の進むべく道について、皆で意見を交わしましたが、本当にありがたいですね。
東京の家と森を育てる…
グレーディングマシーンで柱や土台に印字されるこの10文字を決めるのに、どれだけ時間を要したか懐かしく感じますが、林業家の二人に参加して頂き、更に私達の思いが少しずつ形になってきています。
理想は、立ち木の段階からお客様に購入していただく事、そして家が完成した後も、共に東京の山を守り続けて頂く事ですが、昨日の話し合いの中では皆が理想に対して凄く積極的なことは、私としては心から喜ばしく感謝の気持ちで一杯でした。
“山の創り手、木の活かし手、材の刻み手、家の造り手、住まい手”
東京の環境に寄与する5つの手、この5つの手で、東京の環境を守り、根拠ある良質な住宅を造るという私達の新しい『ミッション』は、東京都と協同で作る、『木の香る多摩産材普及事業』で更に高みに昇っていきたいと思います。
10/28には、今年最後のTOKYO WOODバスツアーも開催致しますので、天然乾燥の東京の檜の香りを堪能しに御越しください。