一年の締めくくり「納め市」

一年の締めくくり「納め市」

田中林業株式会社

田中 惣一

皆様、こんにちは。
TOKYO WOODWORKER’S、田中林業の田中です。

早いもので今年もあと数日となってしまいました。
12月の檜原村ではごく普通のことですが、都心部と比べて同じ東京でも朝夜は氷点下を下回る気温になっています。

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2017年を振り返ってみると、去年の今頃は三鷹展示場にTOKYO WOODモデルハウスを立ち上げるべく、そのためのコンペに向けての話題で普及協会のメンバーも盛り上がっていた時期でした。そんな三鷹展示場のコンペも無事に当協会案が選ばれ、今は職方さん達の手によって年度内、2018年3月の完成に向けて動いています。今回のモデルハウスに使用する柱、そのほとんどが弊社の木(もちろん多摩産FSC材)とのことなので私も完成が非常に待ち遠しいです!

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話題は変わりますが、12月25日(月)に多摩木材センターにて今年最後の市場、「納め市」が開催されました。天気も良く暖かい陽気の中で、買方さんも今年最高人数を記録したとのことです。この「納め市」ではご祝儀相場がつくこともあるので、山側もそれに見合う材を出品することが多いのですが、今回もなかなかの良材が並んでいました。

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平均単価も今年最高とのことで、一年の締めくくりにふさわしい市だったのではないかと思っています。弊社も今回は40㎥程の出品でしたが、適材はTOKYO WOODWORKER’Sより沖倉製材所 沖倉社長、中嶋材木店 中嶋社長にきっちりと落としていただきました・・・もちろんご祝儀相場です。(笑)私たち林業家としては、この市場で高価で原木が取引されること、それがそのまま我々の売上として返ってくるので、素材生産者として今後も質の高い材を育て生産していきます。

2018新年は1月12日(金)に初市ということなので、気持ちも新たに来年もTOKYO WOOD原木の安定供給目指して邁進してまいります。それでは皆様、良いお年をお迎え下さい。