森の木が家になることの偉大さ

森の木が家になることの偉大さ

田中林業株式会社

田中 惣一

皆様、こんにちは。
TOKYOWOOD WORKER,S、田中林業の田中です。

今年は早い梅雨明けから西日本での豪雨、連日の猛暑、そして先日の東から西へ動く台風と地球規模での気候変動を感じずにはいられない年となっています。檜原村においても例年はエアコンいらずで過ごせるのですが、今年の暑さはさすがに厳しく、弊社事務所にも思わずエアコンを設置してしまいました。おかげで事務仕事は快適にこなしております。

さて、9月1日(土)には今年2回目のTOKYO WOODバスツアーが開催されます。今回はTOKYO WOODバスツアー初の試みで、弊社の森をご案内させていただきます。今から私も楽しみにしています。本来ならば現在作業を行なっている森を見ていただきたいのですが、時間の都合等の関係で弊社事務所から歩いていける森をご案内しようかなと考えています。

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今回ご案内する森ですが、植樹後65年が経った木がメインとなっています。林道沿いには5年生の木があったり、所々に170年生の大木があったりもします。また林床には広葉樹の稚樹(ちじゅ)が生えていたりと非常に多様性のある森となっています。おそらく東京ではここ以上の針葉樹の森は無いだろうなと内心自負しております。ぜひ多くの方々に来ていただき、実際に見て体感していただけたらと思います。

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私たちの森を皆様に伝える機会はほとんどありません。江戸時代から続く老舗である田中林業の想いをお伝えさせていただき、この森の木がやがて皆様の家になることの偉大さ、尊さということをお伝えしたいと思います。当日は時間の許す限りとことんガイドさせていただきますのでお楽しみにお待ちいただければと思います。