7月の原木市場
2017/07/287月25日(金)は多摩木材センターの市日でした。
気象庁より今月19日に関東甲信・中国・近畿・東海地方の梅雨明けが発表されましたが、不安定な天候が続いています。その影響は日の出町の原木市場でも。
当日は最高の蒸し暑さの中での開催となりましたが、途中雲行きが怪しくなり、突然の雷雨。豪雨により競りも出来ない状況となり一時中断することに。この雨も一時のもので、そのあとは無事に競りが再開されました。
関東甲信地方では雨不足が続いており、恵の雨となりました。しかし、ここのところ土砂災害のニュースを見かけることも多かったかと思いますが、幸い東京の山では大きな被害は起こっておりません。しかし、東京の山間部でもこうした土砂災害がいつ起こるか分かりません。
こうした災害を防ぐために林業には大切な役割があります。それは山の土壌が流されないよう常に保全することです。山には様々な機能が備わっており、水源涵養・山地災害防止・土壌保全など。しかしいずれも管理されてはじめてこうした機能が発揮されるのです。
こうした土砂災害を防ぐため、山の機能を保ち東京の里山でも、森林を適切に管理していかなければなりません。
TOKYO WOOD普及協会では田中林業・東京チェンソーズの林業家の方々と共に山の適切な管理を永続的に維持してまいります。