林業家は息が長いですよ!
株式会社東京チェンソーズ
木田 正人
こんにちは。東京チェンソーズの木田です。
8月は雨が多かったですね。夏、山は下刈りの季節です。例年、炎天下での作業が続きふらふらになっていたりするのですが、今年はその点だいぶ楽でした。ただ、物足りないといえば物足りないですが…。
ところで、弊社では2015年から「東京美林倶楽部」という会員制のプロジェクトを始めています。これは東京に美しい森林をつくろうというプロジェクトで、これまでに200を超えるご家族にご参加いただいています。美林倶楽部でももちろん、下刈りをしました。
美林倶楽部での下刈りは3日間に分けて実施。今年は合わせて45組およそ110名の方が参加しました。みなさんそれぞれ鎌を手に、ご自分が植えた苗木周りの草刈りに精を出していました。
弊社ではTOKYO WOODの材として木を伐り出したあとには、こうして東京美林倶楽部で新たな木を植えています。植えたあとは下刈り、枝打ち、間伐など30年かけて木の手入れ。こうして森をつくります。
その木がふたたびTOKYO WOODの材として、皆さまの元へ旅立つのはさらにそのあと。植えてから60年ぐらい経ってからでしょうか。未来を見据えて仕事する林業家は息が長いですよ!