私達の拘りは目に見えずらい
株式会社小嶋工務店
小嶋 智明
こんにちは、小嶋です。
月初の寒さが嘘の様に、暖かくなってきましたね。
今日も現場周りをしてきましたが、なんだか現場で働く職人さんの服装が少し軽やかになっていました、あと少しで春になり、TOKYO WOODバスツアー、TOKYO WOOD三鷹展示場のグランドオープンといったイベントが沢山続きますので、準備を今からしていきたいと思います。
さて、現在急ピッチで作業を進めているTOKYO WOOD三鷹展示場ですが、ようやく建て方(上棟)を終え、現在間柱や窓台の据付作業に入っています。以前お受けした雑誌の取材で、弊社の取り組みの面白い所は、星の王子様に例えられました。
それはなぜかと言うと、”目に見えない所に拘りを持つ会社”と紹介されたのです。具体的にどんな所に拘りを持っているのか…今日は弊社の拘りの一部をお伝えしたいと思います。
まずは、基礎工事が完了して土台を敷き込んだこの写真、ハウスメーカーや建売業者とは一味違う拘りがあります。正直、以前メディアによく出ていた検査会社の建築士の方も解からないと言っていた拘りの部位です。プロでも解からない箇所なので、もう一枚の写真で違いを見つけてみてください。
実は、この土台の横に据付ける、外断熱の断熱材を受ける材料にまで、檜(TOKYO WOOD)を使用しているんです。通常こういった羽柄材(ハガラザイ)には、栂(ツガ)や杉など安価な材料を使用していますが、劣化対策等級や、薬剤を使用しない工法にこだわりを持つソーラーサーキット×TOKYO WOODには据付けの前に、防水テープやコーキング等の気密処理をした後、上記のような状態となります。
こうしたように施工してしまえば解からなくなってしまう部位は、気密テストをすると一目瞭然と数値になって表れるため、こういった細部の施工や、気密試験に一度是非立ち会ってみてください。
住宅に隙間が少なくなれば、換気システムは計画的に運転できますし、熱源や冷源を隙間から逃がす事もありません。この当たり前と感じる工程を行うのか行わないのかは、きっと一冬越して感じる事なのだと思いますが、今はそんな気密の大切さを体感できる絶好の時期でもありますから、一度、小金井の体感住宅に宿泊してから、3/11に開催される三鷹展示場気密テストで感じて下さい。
日本でまだ数社しか取得していない、長寿命住宅供給システム認定を何故取得しているか、来月の11日に三鷹展示場でお話させて頂きます。お気軽に参加してみてください。