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春のTOKYO WOODバスツアーの様子

2017/05/05

皆様こんにちは。広報の金久保です。
GWも後半にさしかかりましたが、天気のいい日が続き、東京の森もますます緑に色づいてきましたね。今回は4月22日(土)に開催されたTOKYO WOODバスツアーの様子をお届けしたいと思います。

このTOKYO WOODバスツアーですが年に3回を開催しており、今年は4月、8月、10月の開催予定となっております。
参加者の方々には、参加要件として、「①新築・リフォームをお考えの方を対象・②より多くの方にTOKYO WOODを知っていただくため、初参加の方を優先」とさせていただいております。私たちは東京の森をただ見学してもらうのではなく、住まいのことをお考えお客様に対してTOKYO WOODの“良い家づくり”のご提案と、私たちの取り組みを知っていただくことを目的としています。

TOKYO WOOD バスツアー

バスツアー当日は天候も心配されましたが、雨にも降られることなく、第一目的地の檜原村に到着。晴れ間の見え、春の暖かい陽気が心地いいです。

TOKYO WOOD バスツアー

TOKYO WOOD バスツアー

まずは東京の林業の現場を“東京チェンソーズ”の青木社長にご案内いただきました。安全第一ですので、しっかりヘルメット着用で、現場の方の指示にしたがって森の中へ進んでいきます。

TOKYO WOOD バスツアー

TOKYO WOODの木は実際どのような木なのか、お客様に現場を見ていただきながら説明しました。東京にはたくさんの杉や檜といった木々はありますが、どれもがTOKYO WOODとして使えるのかというと、実はそうではないんです。管理が行き届いていない森の木々は曲がっていたり、支える力が弱かったりするので、構造材としてはなかなか不適切の場合が多いのです。

現在GWイベントとして東京チェンソーズの目利きによる、その名も“ほそまっちょ材”。目が詰まっており強度もあるので、住宅の構造材にふさわしいプレミアムTOKYO WOODとして限定数の販売を行っております。このような素材は林業従事者である“東京チェンソーズ”の方々が、お客様の家となる木を見極めて伐採・搬出を行っているのです。お客様からも積極的に質問があり、東京の森についても色々と新たな気づきがあったのではないでしょうか。

TOKYO WOOD バスツアー

それから森を後にして、昼食の時間です。このランチはTOKYO WOODバスツアー名物ともなってきた、旬の食材を使った山飯です。春・夏・秋と様々な山菜を使った料理はスタッフも楽しみにしています。お食事の時間はお客様とスタッフでテーブルを囲み、家づくりで気になっていることなど、意見交換やご質問していただき、お客様との交流の時間にもなっています。

 

その後はバス移動であきる野市を目指します。向かった先は製材工場“沖倉製材所”です。ここではTOKYO WOODが完成する瞬間を見ていただきます。先ほどの“東京チェンソーズ”より搬出された丸太、その丸太の皮剥きを見ていただきます。お客様も初めて見る機械に興味津々です。そして皮剥きされた丸太を触って感じていただきます。丸太に含まれる水分量を手で感じ、これから天然乾燥することをご説明させていただきました。

TOKYO WOOD バスツアー

TOKYO WOOD バスツアー

TOKYO WOOD バスツアー

その後は、床材に見られる節がどのようにできるのか、木の表面だけでなく断面も見ていただき細かく、住宅に使われる木材についてお話させていただきました。そしていよいよTOKYO WOODと印字がされる瞬間、グレーディングマシンが動いている様子をお客様に見ていただきます。印字されたTOKYO WOODの柱を触っていただき、その色艶、香りを感じていただきました。

最後は丸太切り体験で、家族揃って子丸太を一生懸命切っていました。切った丸太は檜の香りも強く、お客様にはお土産としてお持ち帰りいただき、TOKYO WOODバスツアーはここまでとなります。今回のバスツアー参加者の方々に感想アンケートでこのようなお言葉をいただきました。

「ここは本当に東京か!?自然いっぱい。空気が良い。」
「自然乾燥の桧はいい香り。感動した!」
「皆さま木への想いが強い!自信を持ってお勧めしてくださる。自社が扱うものを胸を張ってお勧めしてくれる姿が凛々しい。」
「予想していたより良い体験ツアーでした。」
「強度の検査で少し足りなかっただけでもNGとなりはじき出されるのにびっくりです。
少しくらいならいいのにと思うけれど、しっかり強度を確認しているので安心しました。」
「木の太さ=年数ではないことや節の話など意外と木のことを知らなかったので興味深かったです。」
「木材の生産者、加工業者、大工さんの顔を見ることができて良かったです。
それぞれが誇りを持って仕事をされているのが伝わってきました。」
「チェンソーズ社長さんの話で気を育て森を育てる熱意、工夫を感じ感動した。
また最終的には伐採されて、製材、建築と多くの人の協力を経ていくことが必要と分かり
この循環が上手く機能していくことが必要と感じました。」
「沖倉製材所で丸太が製材される工程が面白かった。」
「多くの人の力と熱意でTOKYO WOODが作られていることがよくわかりました。」

ご家族でお越しいただいたお客様、ご夫婦でお越しいただいたお客様、今回のバスツアーが素敵な思い出となっていただけましたら幸いです。同時に東京の森を活かしていくというTOKYO WOODの家づくりに共感いただき、アンケートからもそのこだわりを伝えることができたと感じております。今回ご参加いただいた皆様にはスタッフ一一同心から感謝申し上げます。

次回は8月の開催です。お住いをお考えの方にはぜひ一度ご参加いただきたいと思います。

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