木と子どもの関係

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株式会社東京チェンソーズ

青木 亮輔

皆様こんにちは、東京チェンソーズの青木でございます。
本日は木と子どもの関係について少しお話をしたいと思います。

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日本は木の国と言われています。それは、国土の7割が森林ということもありますし、暮らしの中に木を取り入れることに秀でていたからかもしれません。古い神社仏閣はほとんどが木造です。

しかしながら、そんな長く使うことができるはずの木造住宅にもかかわらず、現在の日本の木造住宅の平均寿命は30年ほどとも言われています。木の形をしていれば何でもいい。今の日本の使い捨て文化を象徴しているような気がしますね。

私は林業という仕事をしていることもあり、今は木の家に住んでいます。残念ながらTOKYOWOODの仲間に入る前に家づくりを始めてしまったので、施工は小嶋工務店さんではないのですが、TOKYO WOODと同じく材料は檜原村の天然乾燥材をふんだんに使っています。しかし、子どもの頃は社宅住まいなどでしたので、それまで木がじかに見えるような木造住宅に住んだことがなかったこともあり、木の家に馴染むまでには少し時間が必要でした。節や木目に目が慣れないというか。。林業家としては致命的だなと自分にがっかりしたことを覚えています。やはり子どもの時から木に馴染んでいないとそのような本物の木に違和感を感じてしまうような体になってしまうのかもしれませんね。

子どものうちから木のおもちゃや遊具で遊び、子どもの過ごす空間を木質化することで、本能的に木の良さを感じてもらうことも大事だと思います。そのような子どもたちが大人になって、また本当の意味での木の国ニッポンに戻ってくれるといいなと思います。

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TOKYO WOODの家は木の空間で過ごすことが気持ちいいということを感じてもらえる素敵な家です。ぜひ、モデルハウスに遊びに来ていただければと思います。近日中には弊社がつくる「1本まるごとつみき」もお目見えする予定です。天然乾燥のヒノキの香りとしっとりとした手触りが気持ちいい木の風合いを楽しめる素敵なつみきですのでお楽しみに!

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